紅日毬子電子日誌【網膜堂】

虚飾集団廻天百眼俳優陣 紅日毬子の華麗なる独り言と網膜の記憶
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おうちに、かへりたい

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    廻天百眼十発目本公演
    『少女椿』
    2011年10月13日〜17日
    於:ザムザ阿佐谷


    お陰様で、連日大入満員にて凡ての幕を引く事が出来ました。



    皆様、ほんたうに、ありがたうと幾ら云ツても云ひ切れません。



    此の、【廻天百眼の少女椿】には思い入れがあり過ぎて、何からどのくらいお話をしたら良いか分かりません。



    纏めねば纏めねばと、様々なことを思ひ出す度に、思ひ出すといふ行為自体がその事柄が終はツて仕舞ツたのを示すことに氣附かされ打ちひしがれて、筆が進まず、現在に至ります。



    御免なさい。




    偖。



    わたくしはほんたうに僭越乍ら、丸尾末広先生原作の「少女椿」主人公の少女、みどりちゃんを演じさして戴きました。


    其れとまう一つ、紀元前より生きる吸血鬼の姫、サホ姫も演じさして戴きました。



    凡てが夢のやうでした。


    今でも夢なのではないかと思ひます。




    少女椿を舞台化することになツた、と主宰に聞かされた帰り道、あまりの仕合せに、

    「キツトわたし近々死ぬンだわ」

    と思ツた程であります。




    然もみどりちゃん。



    言い表せないほどの物凄いプレツシヤー。

    ほんたうに、わたくしは仕合せものです。



    少しでも皆様のお心に留まるみどりが出来てゐたとしたら、この上ない幸福に御坐ゐます。






    サホ姫については、コツチの方が何時もの毬子の様相ですわよネ。笑。



    長い白髪に紅い目、絢爛な着物を纏ツた、片腕が気色の悪い刃になツたおばけ。

    …言葉にすると凄いなコリヤ……笑。

    サホはネ、此れから吸血鬼の世界が何うなツてゆくのか全部識ツてゐる。

    サホの次のおばけが紅葉、その次のおばけが蘭とあぐりなのです。(七發目本公演「鬼姫」参照)


    お稽古中は「サホ婆チヤン」と呼ばれてをりました。笑。



    みどりもサホも、何方も愛ほしくて堪らない。


    此の二人として、生きる事が出来て、此の物語を皆で生かす事が出来て、ほんたうに、嬉しいです。




    其れでも未だ、あたしはおうちに帰れない。


    愛してゐます。




    毬子






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